ドコモは何をしたいのか?

あるドコモの仕事をやっている下請けに対し、どのレベルのドコモ組織からかは不明だが”Skypeの使用はまかりならん”と通達があったとの事。
うーん、もしこれが本当ならば圧倒的なパワーを背景にした下請け虐めであり、折からの不況で経費削減に必死な零細企業を守る意味でも公式取引委員会への告発ならびに電波行政を監督する総務省へも調査要求すべき問題だろう。
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この際だから私もドコモユーザの一人として言っておきたいが、そもそもR99問題を放置し、ITUの国際規格である3Gに完全対応を怠っているドコモはマンション建築強度偽装問題を引き起こしている業者とあまり変わらないと考えている。なぜなら3GはITUが定めた国際規格であり、どの国のUSIMも共通で使えるはずなのにFOMAではR2000対応を怠り、いまだにW-CDMA対応のHTC UniversalやNOKIAの最新携帯を日本で使う際の障害となっているのだ。だから私は仕方なく対応エリアの狭いVodafone JapanのUSIMを使い、本来ならドコモへの支払いだけで済むはずの電話料金をVodafoneとの二重払いを余儀なくされている。

もし本当なら、いったい何を考えているのでしょうかね? 逆に考えるとデータ通信の定額でもやらない限り、私的にはDoCoMoの高いパケット回線でSkypeVoIPの電話なんか絶対使わないのですけど・・・(^^;
ということはそういうこと(定額データ通信)を考えているのか?って事、なるのですかね?
それより同調したいのは、R99問題です! 確かに3Gとは名ばかりで比較的導入が早かった都心部の地上は未だに古いR99を使っているので、後からR2000を導入した地下鉄の構内よりUTMSのW-CDMAの電波が入らない奇妙な状態が続いています。
そのために、微妙な回線を使うくらいなら、赤いカードの方が全然ストレス無く使えるので使っていて、FOMAのデータ通信はさっさと解約してしまいましたから・・・。(これについては多くは述べませんが・・・(^^;)
DoCoMoは海外のローミングは提携して国内から海外への渡航者には海外でのローミングサービス提供はするけど、海外の端末や海外の契約のU-SIMでのローミングによる通話やデータ通信を事実上シャットダウンする気なのでしょうか?(むしがいい話)
確かに現状だとFOMAの方がサービスされている地域も多いのでVodaに比べて安心感はありますがMNP(Mobile Number Portability)が始まったら、携帯の主回線もVodaに乗り換えてもいいかなとか思い始めています。
これからW-CDMA端末がどんどん普及していっても、海外メーカー参入をR99の為に遅らせたり、独自に走った規格の為に手間かけさせたり、という構図があるのだとしたら、言っている事とやっている事に温度差を感じてしまいますけど・・・?
回線使用料とか通話料、データ通信料で利益をだしているのだから、どんな端末(海外の規格クリアは当然)でも使えるような法整備とキャリアの対応を強く望みたいと思います。