今試みていること

今、ホーミンさんにご協力頂いてやっているのはOSのShell部分のファイルを解析してそれにあわせた文字だけ(String Table)のDLLファイルを作成してそれからmuiファイルを作っています。
これにより、わずか数十kbでOS側の殆どのリソースが日本語化されます。
簡単に説明すると・・・。

既にAsukalさんが http://asukal.seesaa.net/article/4802209.html で書いていますけど、ちょっと手法が違うというか問題のあるものも多いので書いときますね・・。

  • 用意するもの
    • Windows2000またはXP
    • eMbedded Visual C++ 4.0(evc)
    • Microsoft Pocket PC 2003 SDK
    • ResourceHacker
    • 日本語版 PocketPC2003SE機
    • ROMを吸い出すツール
    • Stringの検証ツール
    • SDカードなど
  1. 日本語版 PocketPC2003SE機からROM吸出しアプリを使ってSDなどにROMのイメージを吸い出す。
  2. 吸い出したイメージを母艦に移して展開ツールで展開する。
  3. 展開されたファイルからOSに関連するものだけをResourceHacker等を使って探し出す。(Shellres.dll,tshres.dll,shellresapps.dllなど)
  4. 目的のファイルが見つかったら、evcでリソースファイルとして開く。
  5. 検証ツールを使って日本語版PocketPC2003SE機の該当ファイルを調べビルト時の注意事項を調べる。(文字列終端などを調べるツール)
  6. 空のDLLファイルを作成してその中に上で開いたString TableのみCtrlを押しながらコピー
  7. DLLファイルと上の検証を元に設定を変えてビルトする
  8. 名前を元の名前+0411.muiとする。
  9. レジストリの国コードを変更したBenQ P50に入れてリセットをしてみる。
  10. うまくいけばOSで管理しているメニューなどが日本語で表示される。

注意事項、いっぱいありすぎてドキュメントに纏められるか微妙(^^;
作ったファイルってゲームROMみたいに配布したらまずそうな予感・・・。なのでツールの提供とやり方だけ書いて各パターンで各自にやってもらうという形にしようかと思っています。
それと検証しているとリセット食らったり、ハードリセットを余儀なくされることが多々あるのですがチャンレンジャーが入れば一緒にやりましょう(^^ゞ