GPSlim236の比較テスト
今日は夕方、新宿方面に車で出かけたので、GPSlim236というかGPSエンジンであるSiRF IIIの実力を試すためにSiRF II搭載のMio168とSony GU-BT1(Sony独自のエンジン?)の3種類で試してみました(^^ゞ
結果から言うとGPSlim236の圧勝だったりするけど(^^; 左からMio168、Sony GU-BT1、GPSlim236をダッシュボードに固定しました。
テストした機器の組み合わせは下記の通りです。
テストPDA | GPS機器 | GPSエンジン | 接続 |
---|---|---|---|
iPAQ hx4700 | GPSlim236 | SiRF III | Bluetooth(SPP) |
iPAQ h4350 | GU-BT1 | Sony独自? | Bluetooth(SPP) |
MiTAC Mio168 | 内蔵アンテナ | SiRF II | 内蔵Serial接続 |
左からiPAQ h4350、iPAQ hx4700、Mio168、後ろはカロのCDナビ(←古い(^^;)
ちなみにテストといっても個人である程度の同一条件下ですので本来の性能と比較して矛盾点などがあるのかも知れませんので参考程度にしてくださいね?(^^;
移動中の測位テスト
まずは、電源を要れて間髪入れずに車を走らせ、PocketMappleの地図上の正しい位置に軌跡が表示されるかのテストですが、GPSlim236が約2分、GU-BT1が約2分30秒、Mio168は約5分ほどかかってやっと測位し始めました。
まぁ、これはかなり強引なテストですし、車の為信号待ちなどもあるので一概に比較にならないテストかも知れません(^^ゞ
開けた場所での測位テスト
次に代々木公園の真中程まで車を走らせ、見通しのいい場所で車を止めてGPSViewerで衛星を表示させて見ました。
GPSlim236
GU-BT1
Mio168
キャプチャーを見ていただくと解るとおり、衛星の補足数がGPSlim236>GU-BT1>Mio168という順番になっています。ここで感じたのが、GPSlim236は安定して多数の衛星を補足しているのに対して、GU-BT1はあるはずの衛星を仮想的に認識しているような感じが見られました(その部分は点滅してました)。 また、普段使い勝手のいいGPS内臓のMio168はここでも衛星を取りこぼしていたり、代々木公園までの道中や、その後、新宿に移動する間もたまに衛星をロストしていました(^^;
遮蔽物のある高層ビル街での測位テスト
場所は新宿駅西口の住友ビルと都庁の間くらいに車を止めて測位してGPSViewerでの衛星の捕捉状況をキャプチャーしてみました(^^;
GPSlim236
GU-BT1
Mio168
こんな感じでGPSの電波が反射しそうな場所ではGPSlim236>Mio168>GU-BT1と言う順番、すなわちSiRF III>SiRF II>Sony独自?という順番でSonyの中途半端な感度が良く解らないけど・・・という感じでした(^^;
まぁ、参考までなんで色んな意見があるかと思いますが、比べてみるまでもなく体感的にもSiRF IIIは測位や感度がいいような結果が出てしまいました(^^ゞ