DoPod 565レポ(その16):ファイル構造

なんだかやっとWindows Mobile 2003 SEのSmartPhone Editionのファイル構造が解って来ました(^^;
まず、DoPod565は中国語と英語の2ヶ国語なのですがその言語の行き来はレジストリの値とXXX.dll.0XXX.muiやXXX.exe.0XXX.muiという拡張子の付いたファイルの入れ替え(読み込み)によって言語の切り替えをしているようです。
0404は簡体中国語、0409が英語で日本語版のエミュレーター内にも0411というファイルがあり、これでメニューや既存のアプリなどの表示部分を切り替えているようです。(ある意味、最初から多言語を意識した作りだったようです。)
これは丁度、Palmのローカライザーのようなものだと考えれますが、レジストリの値を全て検索してもリンクしているファイルに見当をつけて行く作業がとても大変そうです・・。
(仮に見当をつけてもそのメニューを1から作る作法が良く解らなかったりしてますけど)
おそらく昨日のエントリーで書いたロシア語化もこれらメニューのローカライズファイルを用意してROMには書き込めないので起動時にROMからFlash上に展開されるシステムファイルと一緒にStorageからFlashのシステムファイル上にXMLを使って毎回、書き込んでいるようです・・・。
(憶測ですが、電話機という位置付けの為にRAMのファイルを毎回、起動時に掃除してROMから読み出しているので、その時点で変更ファイルや変更するレジストリの値を予め用意しておいて読ませないといけなそうな感じです)
ただ、ここで問題になるのが、wince.nlsの問題で、ロシア語化ソフトでは、毎回wince.nlsにexeファイルを使ってロシアや周辺諸国の設定をレジストリの値とともに追加で書き込んでいるようなので、それが作れないとnlsを弄ることは出来ないのかも知れません。
また、ファイルの中にはT9入力のIMEとその設定ファイルがあるのでレジストリと各DLLファイルが追加されて起動すると当然のようにしてSIPからロシア語のT9のIMEが選べたりするようです。
これらのファイルが作れない以上、T9での入力はちょっと無理そうです。
弄るレジストリの値も全部では無いのですが大体解ってきただけに敷居の高さに萎えてます・・・orz
う〜〜ん、惜しいことにちょっと行き詰まってきたので別の方法を模索してみます・・(^^;